東京都北区にある国交省荒川下流河川事務所の早川潤所長より依頼を受け、代表の諏訪が「所内勉強会」で「SDGsが開く新しい時代」というタイトルで話をしました。早川所長は、これからの時代の河川管理には「流域治水」という考え方が重要であり、その「流域治水」には、様々なステークホルダーの「参画」と、経済・社会・環境等々の様々な領域の活動の「統合」という、SDGsの考え方の導入が有効と考えておられます。そこでその第一歩として、同事務所の職員のSDGsへの理解深化を目的として「所内勉強会」が企画されました。
会場での参加者は40人ほどでしたが、別室への配信や在宅者への配信がなされており、副所長のお話しでは、80人ほどの専従職員のほとんどが参加したはず、とのことでした。
同事務所に隣接して荒川知水資料館(通称アモア)があり、そこでは視覚を重視した展示で荒川の治水の歴史を学ぶことができます。早川所長は、アモアを活用して、「流域治水」への「参画」を促すプログラムを充実させることも目指しておられました。
「学校教育とSDGs」コーナーの「流域治水への参画とSDGs」も、この日の話に関連した内容ですので、ご参照ください。