活動報告

2020年10月16日

10/14 「森びとの会」メンバーとオンライン勉強会

「合板を使わない、本物の自然素材の家づくり」を通して、住む人の健康、健全な山づくり、大工さんの手仕事の技、地域での経済循環を守ろうと活動する 森びとの会 のみなさんと、オンライン勉強会をしました。

zoomをつないで、レクチャーをしているところです。「森びとの会」のメンバーは、林業や建築に携わる7つの会社の経営者やNPOの代表者なのですが、Zoomの画面の向こうにはそれぞれではたらいているスタッフや社員さんたちもいらっしゃいましたので、総勢50名以上でSDGsについて学んだことになります。

森びとの会では、次のような7つの約束を掲げて、それぞれが地域でこの約束をきちんと守って山づくりや木こり、家づくりを実践しています。誰にでもわかりやすいマークで実践することを明確にしているのが、SDGsの17の目標と似ていますね。

この勉強会では、一方的に講義をするのではなく、課題を示して参加者のみなさんにどのように考えるかを語っていただく場面をもうけました。まず、SDGsについてごく簡単な概略をお話した上で「SDGsの価値観が人類史の潮流を変え始めている」と思うかどうか、についてひとりひとりの考えを語ってもらう形で自己紹介をしてもらいました。

それぞれの現場で実践を重ねているみなさんだけあって、具体的にとりくんでいることを紹介してくださったり、理念を実現するためにはたらけることについてのやりがいを語ったり、明るく力強い雰囲気で勉強会が進んでいきました。

SDGsの17の要素について、現状がどうなっているかをお話したあとは、SDGs的な価値観をベースとする社会へと変化してきていることについて、学校教育、農業や河川に関する法律の変遷をとりあげながら一説明しました。そのあとが、この勉強会の一番のハイライト。参加者のみなさんが関わる分野について、どのように変遷してきたか、これからどうなっていったらいいと思うかについて、このシートの記入をしてもらい、発表し合いました。とても面白い発表となりましたが、それについてはまたあらためて「学校教育とSDGs」でご紹介したいと思います。

「SDGsということが言われるようになる前からずっと実践してきたことが、SDGsとつながっていると知ることができて嬉しい」という感想をいただきました。世の中にはたくさんの仕事がありますが、それぞれの仕事を通してSDGsという理念を実現していくということが広がっていけば、世の中は少しずつよい方向に動いていくのではないでしょうか。

2020年10月1日

9/19~11/6 子どもたちの「食品ロス」に関するSDGs自由研究を、韮崎大村図書館で展示中(※展示期間を延長しました)

夏休みにリコージャパン(株)山梨支社さんとの共催でzoomで実施した「食べ残しNOゲーム」に参加してくれた子どもたちをはじめとして、10人の小学生から、食品ロスをテーマにした自由研究の応募があったことを、先日お伝えしました。(その記事はこちら) とても素晴らしい内容でしたので、たくさんの方に見ていただこうと、10/19まで韮崎ニコリ2階の韮崎市立大村記念図書館で展示しています。

子どもたちの作品は、図書館と廊下との間のガラスに掲示されています。

子どもたちは、実際のお店での工夫した例を調べたり、学校でともだちにアンケートをとったりして、主体的に学んでいます。ある子は「くら寿司」がどのようにして食品ロスを15%から5%にまで減らしたかを、わかりやすくまとめました。SDGsをあたりまえのこととしてどんどん学んでいる子どもたちは、将来きっと世界をよりよく変革していく力となることでしょう。そんな希望を感じさせる展示です。

内容もさることながら、まとめ方がわかりやすい!

図書館では、SDGs関連の本を集めた展示コーナーもつくってありました。SDGsをたくさんの人に知っていただくための種まきを、図書館で考えてくださっています。

こんなにたくさんの本が揃っているとは!びっくりです。

SDGs関連本を集めたテーブルには、八ヶ岳SDGsスクールのチラシも!

この看板に沿って、展示コーナーまで足を運んでくださいね。たくさんの方のご来場をお待ちしています。
2020年8月10日

8/9  親子SDGs教室をオンラインで開催

8月9日の午前10時より、39世帯80人を超える参加を頂き、親子SDG s教室を開催しました。「子どもたちにSDG sを知ってもらう事」「SDG sの取り組みを自分事として考え、行動すること」に力を入れて教室を開催しました。

想定をはるかに超える子どもたちの意見や考えの発表があり、教室がおわると親御さんから、家庭でアクションを起こしている事をお聞きしてとても感動しました。この写真は、参加者の投稿の一部です。感想もたくさん頂きました。

この教室から、第一歩がスタートします。今後も、みなさんとつながっていきたいと思います。みなさん、自分の歳に10歳を足して下さい。その歳が、SDG sの2030年という目指すゴールです。焦らずじっくり、確実に取り組みを前進させましょう!

2020年7月21日

7/19 コロナ禍でのSDGs活動についてオンラインミーティングを開催

7/19(日)にコロナ時代のSDG sの取り組みについて、ミーティング会議を開催しました。15人の参加がありました!長野県、東京都、山梨県からと地域が広がり、小学生、大学の先生、企業人、母親、と幅広い層の参加を頂きました。会議でのキーワードはたくさんありました。

①SDG sの課題とは何ですか?自分事!認知度!上部の事!遠くの話!

②保護者にもできることはないの?子どもたちの学びを深めるために何をどうすれば良いのか。子どもの学びが中途半端な感じ。

③ 先生方はどのような実践をしているのですか?学校によって、先生によって、差がある

④SDG sはみんなが幸せになるためにすること!
幸せとは、心の豊かさと経済的な豊かさ!

⑤縦軸にSDG sの取り組み、横軸に学習指導要領の中身を配列すると常にSDG sの視点から見ることになる。

⑥SDG sの地域化が必要。自分事にする事が地域化につながる。

⑦いい事も、悪い事もすべてが世界とつながっている事をコロナで再確認した。世界の学校には、今年の学校を休校にした国もある。

⑧SDG sのゴールよりも、自分事にする事が必要だと思う。

⑨SDG sは、みんなで楽しく考えること、対話する事が、ゴールにつながっている。

⑩自分がコミニティーを作る人になる事が、次のステージに自分が向かうために必要となる。

わたしたちは、大人から子どもまで、すべての人が、SDG sリーダーになるために、仲間とのつながりを大切にして、志を高く持っていきたいと思います。今後、月一回は、ミーティング会議を開催していきます。皆さんの参加を心からお待ちしています。参加希望者や、会員希望者は、メールを下さい。

yatsugatake.sdgs@gmail.com

PAGE TOP